自分の体力を見極めて

看護師は意外と体力を使う仕事であって、女性には大変なことも多いです。
利用者の体を起こすのも力がいりますし、布団やベッドの移動だけでも重労働です。しかも、人手不足なせいもあって、一人一人の負担が重いというのもネックです。

ただ、忙しさも診療科目によっては大きく異なっているのが現状です。
違う診療科目に転職をしてみれば、看護師はこんなに楽なのかと思うこともあるでしょう。女性で体力に自信のない人は、出来るだけ力が要求されないような診療科目を選ぶのがベストです。具体的にどこが体力を使わないかといえば、小児科です。小児科は基本的には入院患者の相手をする必要がありません。小さい子供の相手なので、身体介助が必要になるとしてもさほどの力は要らないのです。看護師としては体力的に楽ができるので、その分人気も高いです。競争率も激しいですから、優秀な人でないとなかなか入ることはできません。

逆に精神科などは体力が要求されやすいと評判です。
時には暴れる患者を押さえつけたりすることもあるので、精神科には男性看護師が多く配属されているのが現状です。ただ体力を使う仕事は、それだけ達成感も感じやすいです。額に汗して働くことが良いという人なら、むしろ体力が必要になる診療科目に挑戦をしてみるといいでしょう。動いていればストレスも溜まりにくいですから、体力を使う仕事は何も悪いことばかりではありません。自分の得意不得意で決めてみても良いかもしれません。